イタリア生活+妊活ダイアリー

イタリア人と結婚しイタリアで生活する主婦のイタリアダイアリー&妊活記録

6回目の採卵に向けて

先日、次の周期に入るための診察に行ってきました。無料の国民保険制度を使って予約するとなんと10月まで空きがなく、それはちょっと先すぎる・・・と思い、自由診療の枠があるか聞いたら、数日後に160€で取れますとの事だったので迷わず予約。

 

イタリアの医療制度はSSNという国民保険制度を用いて診察を予約する方法と、Libero professioneいわゆる自由診療があり、同じ病院内で同じ医師だけど、金さえ払えば予約を大幅に縮める事ができます。今回は160€払って、そのあとの流れはSSNなので前回と同じくほぼ無料。

 

前回の結果、今までの結果と年齢を踏まえて次のプロトコルを決められました。誘発は同じくOvaleap(150から162.5に増量)、それからプレドニンを飲むよう指示されましたが、これは初めて。アンタゴニストもOvamexという新しい薬で、新しいものだらけ。

 

先生曰く前回の誘発はすごく上手くいって9個も採卵できて5個が受精してるし、結果はすごくよかった、ただ分割しない。これは卵子の質や年齢も関わってくるから・・・とのこと。まぁそうだよね、今までもずっとそうだった。どんだけ質が悪いんだろ私の卵子糖質制限もめちゃくちゃ頑張ってるんだけど、まだ足りないのかな。

 

丁寧にエコーを見てもらったら、数時間前に排卵したみたいで大きな空洞?がありました。それから、子宮内膜が常に厚いのが気になるということで、子宮鏡検査をしましょうと勧められ4月はその検査(組織診も)、何事もなければ5月に採卵しましょうとの事。

 

まずは子宮鏡検査。次の生理が来たら先生に連絡して検査日を決めるみたい。他の人が採卵する日に一緒にやるそう。何事もなければいいけどな。

結果

唯一ゲットできた胚盤胞の移植をし、ずっと下腹部の違和感と過ごして来ました。

 

採卵からまだずっと腫れているような感覚。。

 

移植から1週間くらいの時点で少量の出血があり、だんだん増えて判定日の直前は生理2日目の大量出血くらいに。というか生理でした。判定日に向かった量も減り始めていたし。

 

陰性だろうけど一応指示なのでHCGを測ったけど、普通にゼロでした。

 

残念・・・

 

1人目も何度も採卵してやっと辿り着いたし、歳も取ったしまぁそんな簡単にいくわけないよね😢

 

結果が出ないとすごく悔しい性格なので、今回の治療中にいろいろ考えた末に陰性だったらまた採卵すると決めたので、また頑張ろう。

 

次回採卵できるまでまたきっと長い待ち時間があるだろうけど・・

移植

3/2は移植日でした。

 

同じ日に採卵していた人はみんな来てた。

全員移植までいけたみたい。良かった。

 

病院に行くまで培養結果がわからず、直前に医師から告げられるシステム。全て培養停止になった場合のみ事前に電話がくる。

 

結果は、5個全部受精したけど、胚盤胞になったのは1個だけでした。

 

1個か・・・正直ショックだった。

 

年末から糖尿病のためメトホルミンという薬を飲んでいて、多嚢胞の治療にも使われるらしくて、卵子の質の改善が期待出来るらしい。不妊治療をしているのを知っている糖尿病の先生が、インスリンでなくてわざわざメトホルミンを処方してくれた。

 

全部受精したのは多分初めて。メトホルミンのおかげ?

でも育たなかった。40歳という年齢もあるかもしれないが、夫は今回全くサプリを飲んでくれなかったし、なんだかその影響もある気がしてならない。

 

胚盤胞の評価も精子の詳しい評価もなく、しばらく待って自分の番が来てからはエコーなし移植で5分程度で終わった。横になって休む必要もなく、そのまま直帰させられた。

 

尿溜めなし

エコーなし

 

今までの病院と違っててやや戸惑いました。

むしろ移植直前にトイレに行くよう指示があった。

 

プロゲステロンは今回は初めて使うジェルタイプのもの。日本のワンクリノンと同じ。

 

移植には夫と娘にも付き添ってもらって、娘もお利口にしていてくれて助かりました。

 

 

 

3年ぶりに採卵

2月26日に採卵をしました。

金曜のエコーで採卵決定し、Ovaleapは162.5から125に減らされ、Gonasi10000という初めて使うトリガーを土曜に打ちました。

 

月曜は朝7時集合。他に3組のカップルが採卵でした。病院に娘を連れて行き、説明を聞いたあと夫が精子提出に間に合うよう保育園に連れて行くはずでしたがめちゃくちゃギリギリになり、間に合うかしらとソワソワしてるうちに私は手術室に連れて行かれ、祈るのみ。。8時半提出で8時28分についたらしいです(笑) 結局待たされて8:50くらいだったそうですが。

 

私はの方は、今までの病院では完全に意識がなくなる静脈麻酔だったのですが、今回はうっすら意識がある麻酔で、何を言ってたかは覚えてないけど医師たちの声も聞こえていました。2回くらいは激痛でうぅぅっと声を出したと思う。朦朧としてたので覚えてないけど、痛かったのは覚えてる。

 

エコーでは左右にたくさん見えていたけれど、毎度のごとく多嚢胞気味であまり育たずどれも小さく、9個採卵してそのうち5個が成熟卵だったそうです。

 

過去5回の採卵とほぼ似たような結果でした。

この病院では翌日の受精結果の連絡もなく、順調に行けば5日目で新鮮胚盤胞移植というプロトコルだそうで、もし培養がうまくいかったり発育停止したら木曜日にチェックするのでその時に連絡します、と。初期胚移植もしないっぽい。

 

いやぁーー怖い!!!木曜に電話がなくても、もしそこから土曜の移植までに何かあって移植キャンセルになっても実際に行ってみないと教えてもらえないという・・・培養士と面と向かって話せるのはありがたいけど、本当ビクビクしてる・・・

 

年齢的にも病院からは2個移植を勧められたけど(病院のプロトコルは2個みたい)、すでに娘がいて万が一にも双子だったら詰むので、私たちは1移植にしました。

この街でやたら双子を多く見かけるのは、そういう理由もあったりするのかなぁ・・とも思ったり。

 

私は今まで胚盤胞に到達したのは最後にした採卵の時だけ(21個採卵して2個凍結)で、1つは化学流産、最後の胚盤胞で娘を出産できました。

 

なので胚盤胞まで行くのもかなり大きなハードルなんです。

前回からちょうど3年経って40歳を超えて、果たして結果はどうなのか・・・

毎日ドキドキしています。

どうか発育してくれていますように。

2人目治療を開始

色々と話し合った結果、2人目にトライすることになりました。今回は地元の公立病院で。

 

と言うわけでほぼ3年ぶりに排卵誘発剤を打ち始めました。1番最初に行ったプライベートクリニックで使ったのと同じOvaleapという注射。その時は結果が思わしくなかったけど、大丈夫なのかなぁ。150単位スタート。ただ久しぶりすぎて色々忘れてるのと、2人目と言うことで以前ほど意気込んでなくて、初日の注射は多分ミスったかもしれない・・・ ちゃんと打てたかわからないけど確かめようがないので仕方ない。

 

今度の月曜に最初のエコー。前に行ってたミラノのクリニックは時間予約制でほぼ待ち時間なかったけど、この公立病院は7時に採血して、8時から9時の間にエコー診察が始まるみたいで、何時に終わるか予想がつかない。調べてみると半日まるまる潰れるっていうコメントも。。

 

夫は仕事だし、娘は半日保育園なので迎えに間に合わない可能性もあり・・・

どんな感じなのか未知なので対策が難しい!

 

今回はあまりサプリを飲んだりして準備をしていないのだけど、年末から血糖値コントロールがうまくいかなくなり糖尿病の薬を飲んでいて、多嚢胞性卵巣症候群の患者にも処方されるそうで、卵子の質の改善が見込めるそう。

食事もかなり厳しい糖質制限をしているので、効果あるといいな。体重も少し落ちた。

 

 

ついについに!

産まれました!

夢にまでみた我が子を抱く事が叶いました。

柔らかくて暖かくて、何もかもが尊くて愛おしい。

 

何となくスムーズなお産になるような気がするしていたのに、難産となりかなり苦しみました。

でも赤ちゃんは元気いっぱいに産まれてくれて、本当に本当に嬉しかった。

 

産まれて来てくれてありがとうの気持ちでいっぱいです。

やっとここまで来れました

夢のようですが、もう出産目前です。

前駆陣痛のようなお腹の不規則な張りも時々感じるようになりました。

 

信じられない・・・自分がここまで来れたなんて。

決して楽な妊婦生活ではなく、前置胎盤、糖尿病、子宮頸管短縮、脳の精密エコー再検査と、検査に行くたびに問題ありで、しかもワクチン打ったけどコロナにも感染してしまい・・。

 

妊娠中に夫と色々なところに行こうと思ってたけど切迫気味でほぼ自宅で過ごし、仕事も辞め、糖尿病でレストランにも行けず、前置胎盤は治ったけど子宮頸管はどんどん短くなっていく。子宮頸管プロゲステロン投与でなんとか維持しています。あと少し!

 

早々に仕事もドロップアウトしなければいけなかったし、体調面では思い描いていたような妊娠期間ではなかったけど、念願の赤ちゃんが抱けるならそんな事は大したことないと思えます。

 

あと少しで会える。

とっても不思議な気持ちです。子供部屋の準備もあと少し。

 

どうか元気に産まれてきてくれますように!