イタリア生活+妊活ダイアリー

イタリア人と結婚しイタリアで生活する主婦のイタリアダイアリー&妊活記録

通水検査

ずっと卵管造影検査だと思っていたけれど、いくつかやり方があるようで、私がやったのはsonoisterosalpingografiaという長ーーい名前のいわゆる「通水検査」でした。

 

カテーテルを挿入して水が流れるかどうかエコーで観察するというもの。

 

まず子宮を広げる器具を入れたところでけっこう痛くて、先生と看護師さんに心配されつつ

 

「じゃあまず右側から入れますよ、準備はいいですか?」

 

ぼわーっと子宮が膨らむような感覚すぐ後に、生理痛のすごく酷いバージョンのような痛み・・・

私は普段ほとんど生理痛がなく、喚くほどではないけれど心拍数が上がるほどの痛みでした。

 

こんなに痛いなら卵管詰まってるんじゃ?と思ったけれど、右側は問題なし。

 

 

それから少しだけ休んで左側に通水。

 

 

こちらは右よりもはるかに痛く、あまりに痛がるので先生も途中でやめてしまい、続行不能に。

水は半分も入っておらず、卵管閉塞との診断。

 

ショック・・・

 

 

少しの閉塞なら水の圧で通すことも可能だけれど、あまりに痛くて無理でした。

 

卵管が詰まっているから妊娠できなかったのか・・・

排卵は左右が順番にするわけでなく、片方が続いたりすることの方が多いそうで、これでは確率もすごく低くなっちゃうよね。。

卵管閉塞している側の卵子たちは排卵期にどこに行ってしまうんだろうか?吸収されるの?

 

 

痛みはその後も長引き、少し出血もしていました。

今後の予定ではまず人工授精を3回トライしてみましょうとの話だったけれど、夫が直接体外受精にトライできるか聞いたら、それか各カップルの選択の自由だから体外でも良いですよ、と。

 

つまり金額さえ払えばこ希望の治療しますよ、という事です・・・

 

 

確かに、卵管が詰まっていたら人工授精にトライしてもあまり意味がないんじゃないかとも思う。

 

 

このクリニックの人口受精の料金は1クール500€。最大3回までなので1500€。

 

体外受精の場合は1クール3250€、約40万円もします。体外受精は経済的に負担が大きく、夫はお金のことは気にするなと言いますが、家のローンもあるし体外受精に踏み切ることで私は仕事をかなりセーブしないといけなくなるので収入も減るし、心の負担も経済的な負担もかなり大きくなりそう。

 

 

自然に妊娠できる人はこんな苦労しなくていいのに、、、なんて考えてしまいますが、それは考えたってどうにならない事。

少しでも前を向いて頑張りたいと思います。