イタリア生活+妊活ダイアリー

イタリア人と結婚しイタリアで生活する主婦のイタリアダイアリー&妊活記録

5回目に向けて

先日、5回目の体外受精(採卵は4回目)に向けて医師との面談に行ってきました。

 

今まで担当だった医師に引き続き診てもらいたい場合は彼のプライベート診療を予約するべきだったのでしょうが、普通に国民保険経由の診察を予約したので別の先生になりました。

 

移植をした時の若い女の先生。移植の時もとても優しくて好印象だった先生です。

 

ところで、前回の結果の紙を眺めていて気付いた事が。

 

体外受精じゃなくて顕微受精でした・・・!

 

聞いてみたら、このクリニックの方針では精子の状態に関係なく、殆どのケースが顕微受精だそうです。夫の精子の正常形態率は1%だけど、全然問題ないですよ、とニッコリされました。私としてはすごく悪いと思うんだけど・・・

 

何か他に出来る検査はあるか尋ねてみたけど、科学的に証明されている検査はほぼやり尽くしてしまったので、特にこれってのはないけど敢えて言うならPGT-Aかな、と言われました。しかしこれをするには胚盤胞が複数ないといけません。

 

そもそも私は胚盤胞凍結に達した事がありませんので、夢のまた夢。

 

私はAMHは4以上で卵巣には20個以上の卵胞が見えているけど育つスピードがバラバラで、前回は25個見えていたにも関わらず9個採卵、そのうち4個が成熟卵で2個が正常受精(低グレード)という悪い成績でした。

 

なのでまずは採卵できる成熟卵を増やす事を目指しましょうという話で合意。同意書にもサインしてきました。

OHSSの可能性は上がるけど、今のままでは成熟卵獲得が難しいので、薬の量を上げることになりました。

 

刺激法は前回と同じショート・アンタゴニストですが、生理開始の7日前からエストラジオールを飲むよう指示されました。卵の成長スピードを揃える目的だそうです。

 

注射は前と同じゴナールエフ。量は150に増量。アンタゴニストはOrgalutranからFyremasel、トリガーはGonasiに変更。しかしOHSSになりそうなら別のトリガーに変えるそうです。

 

それから、ホモシステイン数値が高い、LACがやや陽性ということもあり移植ではヘパリン注射を使うことになりました。

血液凝固に関しては私もずっと疑っていた部分があったので、やっと試せる事が嬉しいです。

 

 

それから、前回は1日おきのモニタリングにわざわざ往復4時間を運転して通っていたのですが、大変なので住んでる街で外部受診してエコー結果と血液検査結果を12時までに送っていただく形でもいいですよ、と提案されました。そして私の住む街の名医の名前を出され、彼のところでできるか聞いてみるといいよ、と。

 

遠出せずにモニタリングできるに越した事はないのだけど、イタリア医療のややこしいところはまず初診をして「その医師の正式な患者」になる必要があるんです。なのでいきなり電話してモニタリングだけして下さいって頼んでも断られる。

 

紹介された名医は婦人科医として超有名なので、電話したけど初診は9月以降しか取れないとのこと・・・!!9月って。。。

 

なので今回は無理。今回はというか多分次回も無理(笑)

 

他に「午前中に卵胞を数えるモニタリング」だけをしてくれる医師を探していますが、なかなか見つからず・・・

 

多分また1日おきにミラノまで通わないといけなくなりそうです(涙)